221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 日本酒という名の文化

日本の夏、緊張の夏

ここ最近数人に偶然同じ質問をされたので答えを。
その前のその質問ってやつを。
「日本酒飲むときってさ、枡や受け皿の上にグラスを置いて、店員さんが注いでくれて、グラスあふれさせて枡や受け皿のギリギリまで入れて飲むじゃん。あれってなんで? どうやって飲むのが正しいの?」
ということで正解。じゃなくて一説。
立ち飲み屋で飲んだくれてるお父さんたちは、できるだけたくさんの“一杯”をほしがったと。
んで、注いでもらっても「もっと入れろ入れろ、入るじゃねーかコンニャロメ」ってなもんでしたと。
グラスのギリまで注いでも表面張力っつーもんがあるからまだ入るはずだと。
お店としては「どーせだったらあふれさせて、こっから先はうちのキモチだ持ってけドロボー」ってなもんよと。
つまり、あれは、サービスなのです。
そして、あれを、どうやって飲むかだが、サービスということをうけ、先に飲むんですな、感謝の意をこめて。
まとめます。

“なみなみ”がくる。

グラスの日本酒をちょいとすする(動かしたときにこぼれないように)。

グラスをどかす。

枡or受け皿のお酒を飲む。しかもできればひと息に。

グラスのお酒を愉しむ。

という流れの模様。一度外したグラスは再度枡or受け皿に戻すようなことはしないように、とのこと。
うーん、今日も勉強になった!