- 作者: 沢木冬吾
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 文庫
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要は、誘拐犯はだれだー、悪いのはだれなんだーってことなんだけどさ。主人公も根っからの善人じゃねえし、スピード感こそないものの、そのぶん深読みできるから許す。
子どもが大人びてるよぬー。そして母親がただのチンチクリンだわにー。おもわせぶりにところどころで出ていた姪っ子は、実はそれほどの存在じゃない。
家族愛だ警察だスリルだサスペンスだって詰め込みすぎた結果こんだけ長くなったのかいな。
まとめられるとこはまとめてもよいのかと。