- 作者: 馳星周
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1998/09
- メディア: 単行本
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後半2,30ページの主人公の壊れっぷりは読みごたえありますな。平和なこっちの世界から「あーもういいよ。撃ち殺しちゃえ」って言いたくなるもの。
ブラジル人、中国人、日本人の悪い人たちがこれでもかってぐらい出てきます。そしてすぐにヤりたがります。まさに性ですか?
ヤクザが取引する現場を襲い、クスリと金を奪うのだ。みんなヤッツケロバーンバーン、って単純に進むわけがなく、いきなり裏切ったり、突然仲間を殺したり、脈略なく突っ込んだり大変です。
やはりネットワークってのはすごいな。そして情報は金になるんだな。手を汚さずに生きることは、とても難しいのかもしれない。
高田馬場〜新大久保〜新宿らへんはたしかに異様な匂いがする。そこらへんの中国と、池袋および中野の中国は仲が悪いそうだ。