
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1979/05/29
- メディア: 文庫
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ハッピーエンド、バッドエンド、謎を残したまま終わる話などオチのつけかたはバラバラだけど、作者の“らしさ”がどのストーリーにも強く出ている、と感じる。
時々出てくる「○○マシーン」的な機械や空想上の新薬など、手塚治虫にも通ずる預言者だと思うのさ。って前にも書いた気がするな。
想像力と創造力ってのがうまくかみ合えば、果てしない可能性を生み出せるんだなあなんて思ったりして。
ちなみに星氏はショートショートの三原則というものを打ち立てているそうな。
- 1.セックスネタを扱わない
- 2.時事ネタを扱わない
- 3.残酷ネタを扱わない
その中のひとつ「残酷ネタを〜」ってやつがなくとも、充分“オモシロコワイ”話はたくさん書いているけどね。