- 作者: 吉永小百合
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1993/04/15
- メディア: 文庫
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子役時代から始まり、出演映画に関するあれこれを時間順に追っかけていってるだけ、と言っちゃあそれまでなんだが、なかなか興味深かった。
出演映画『愛と死をみつめて』の主人公、みち子は不治の病を宣告されおり、病床でこんな日記をつける。
できることなら、病院の外に健康な3日間をください。
1日目、私はふるさとに飛んで帰りましょう。おじいちゃんの肩をたたき、お母さんと台所に立ち、お父さんにお酒を一本つけ、妹たちと食卓を囲みましょう。
2日目、私はあなたのもとへ飛んでいきます。一緒に遊んでくれとは言いません。ただ部屋を掃除してワイシャツにアイロンをかけ、おいしい料理を作ってあげたい。
3日目、ひとりぼっちで思い出と遊びます。そして静かに一日が過ぎたら、3日間の健康をありがとうと言って永遠の眠りにつくでしょう。
くさなぎくんとひろすえさんでドラマをやるんだってね。まあ、なんてタイムリー。
話自体は読みたいが、このふたりでのドラマはどうだろう。
まあ、まずは読んでみよう。
あ、吉永小百合にはなかなかワガママちゃんな印象を受けた。