- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/05/25
- メディア: 文庫
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どこを切っても面白い。筒井康隆だとかそのころのSF作家さんたちへの影響は絶大だったんでしょうぬ。
最後の三行で話が変わる、わかる、オチるんですよ。それってスゴイよ、フントにもう。怖いのもあれば、ハラハラするのもあり。キュンとすれば、なるほどね、って感じ。
35年以上前に書かれた話なのに、いまだその面白さが色褪せないのは、ネタがSFだっていう理由だけじゃないと思う。
いまだその世界に到達する目処が立ってないからこそ、想像主であり予言者である作者が偉大に感じてしまうんだなあ、きっと。