221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 和を嗜む

恥さらし

月曜日はね、能楽師a9cの舞台に行ってきましたよ。新宿御苑へね。
そう! 勘のいい人ならおわかりか。薪能ですよ、森の薪能。サイトは<こちら>
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敷地の入り口から特設舞台を設置してある会場(芝生の広場)まで歩いて5,6分。今年一番の寒さってことで、がたがたぶるぶるbabちゃんと震えながら向かいます。
きもち小走りのおばさま方に追い抜かれまくってやっと到着し……。
もうね、これはね、完全にね、フェスだよフェス。
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だってすげーんだもん。人がぶわーっで、ライトアップびかーっの、仮設トイレごーんっだもん。いやいや、すんごい人だった。
野外だということを当日知ったbabちゃんがレジャーシートを持ってくる(100円ショップでGET)。かなりのグッジョブですよ。なかったら芝生とはいえ座れたもんじゃないよ、寒いもん。
結局最後尾に陣取り、ゲートでもらったホカロンを握り締めて開演です。

  • 「翁」

野村萬斎出演でしたな。なかなかわかりにくいお話だったが、音と雰囲気でトランス状態に入る人がいる、ってのはものすごーくわかる。
そしてなにより萬斎ファンがとても大量にいることをこの目で確認。

野村万作出演でしたな。やっぱ面白いわー、狂言。トンチがきいてる。
どんな話かっていうとね、3本の柱を3人の人がひとり2本ずつ持つにはどうしたら? ってこと。とっても重いからまともにやっちゃダメなんよ。
ヒントは三角形。

  • 能「羽衣」

我らがa9c出演でしたな。すげーな、超ビッグな親子の〆がa9cだぜ、太鼓方だが。
天女が地元漁師に羽衣を返してほしけりゃ舞いやがれと言われるお話。一説によるとこれこそ“能らしい能”だそうだが、まだそんな判断はつかんだもし。
それぞれの表情なり息づかいを見るために、もうちょい小さいハコで観たかった気も。

終演後、それぞれ仕事に戻るヲデとbabちゃん。a9cから「江古田でのもーぜ」とお誘いがかかるが、その後すぐに「師匠に呼ばれた……」と断念。
是非是非近日。お誘いありがとうね! (31/Oct/2005)