221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

限りなく堕落に近くて超ブルー

村上龍自選小説集 (1)村上龍村上龍自選小説集(1)』
「69」「村上龍映画小説集」「限りなく透明に近いブルー」「KYOKO」を収録。実は村上龍なる人の著作を読むの初めてでした。あは。
『69』は面白いね。若いね。映画化されたよね。ツマブキと安藤くんだよね。うん、合ってると思う。
『映画小説集』はほぼ毎回同じでだしで、同時期のことを異なるネタで映画と絡める。うん、まあ面白いかな。村上龍の青年時代が目に浮かぶし。
そして『限りなく透明に近いブルー』は↑をもっと濃く、凝縮して、クスリと酒とセックスが部屋中に充満している感じ。匂いでいうと、まあ腐ってるわな。
『KYOKO』はロードムービー
うむ、結論。なかなかわかりやすく、入門編としてはいいんじゃないですか? なんか「俺ってすごいでしょ」感が前面に出ている気もするがな。