221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

the Baron of a hare

男爵家頭領

行きはゆっくり、帰りはあっという間だったなぁ。シドニー着までの最後の晩はGraftonという田舎町。しかも暗くなってきて「ここにすっか」ってな感じだったからね。
思えば最初の晩は酷いところで寝てたもんです。地面はゴツゴツ、木の枝や小さい石もなんのそので、無理矢理寝てたもんな。まぁエアーマットもなんもないからしょうがないはしょうがなかったけれど。最後のほうになると目も長けてきて、地面が柔らかそうな場所を発見することにyosも僕も慣れた。
そして繰り返しになるが最後の晩。食材は余ってしまってももったいないので、缶詰や乾燥もの以外は全部喰うことに。必然的に豪華(いままでに比べて)な晩餐になりました。いままでをふり返りつつね。
8泊9日の短い旅でしたが、いろいろな出会いがありました。やっぱり自らの足を自分の意思でその方向に向けないと、なにも変わらないのだな、と気づかされました。自分がいまここにいる理由を見失いがちになったとき“旅に出る”、そのことだけで救われる。学んだなあ。いや、たくさん笑いながら学んだ。
ちなみに写真はキャラパーにいたウサギちゃんたち。つけたあだ名は「男爵」です。(20/Nov/2002)