途中、森林地帯でものすごい雨が降る。いかんせんyosや僕よりもお歳をめされているVWビートル君はただでさえ「うんしょっ、うんしょっ」と坂道を上がっていく。それに豪雨＆ワイパーが半分死んでいるため、死を間近に感じるレベルは並大抵のものではありませんでした。いや、本当に死ぬかと思った。
なんとか横道に入り、伐採工場の片隅でしばらく時間をつぶす。そんな豪雨の中、交代で立ち小便をした思い出。こういうことが思い出ってやつになるんでしょう。
雨が小降りになりいざ出発。ゴールドコーストもブリスベンも横目にすっとばし、名もなき田舎町で３泊目。朝起きて、隣のキャラバンのおばちゃんとお話をすると「ココにはもう３年住んでるわよ」と。毎日何をしているのか、とっても謎でした。でも充実な生活を感じさせる笑顔。知らない人が知らないところで想像もできない生活をしている、そんな単純なことを再確認。（14/Nov/2002）
