6/1から小学校、6/1は入園式。
これまでの日常が帰ってきそうな分水嶺の前夜、スポっと少年の前歯が抜けました。
拍手喝采。
夕方のネリマザに、キレイな虹がかかりました。
二重に、ふたえに、上と下に虹がかかりましたよ。
何かよいことありますようにと、お向かいさんと子ら3人と、おもわず想いを一つにしてしまうほどのチカラある虹がかかりましたよって。
うまいのだが、茶色いなあ笑笑 うまいのだが。
肉は正義だ。
流れてきた「東京マグネチュード8.0」。
まだ第1話しか見てないけど、お台場の景色と「東京マグネチュード8.0」ってタイトルの作品を2009年でやってる事実に驚愕してるナウです。
ナウです。
長らく休校が続いて、学校から配られたプリントだけじゃうまく勉強ができない我が子。それではと腕まくりしてみても、オトナの都合で1日つきっきりになって教えられない and もはや角度とか市区町村とかよくわかんないし、な親の苦悩。
部屋に一人こもって勉強なんてできないんです、ほとんどの子どもはさ。
兄弟がいたりするとなおさらですよ。兄が見ているテレビの誘惑、妹からのあそぼあそぼ攻撃、そもそもあたし勉強好きじゃないし……。
ちょうどこういうニュースもあがってました。
記事内にもあるとおり、まさに“学習環境を学校任せにしていた親”の一人という自覚がある自分からして、うーん、何かうまいことできんかなあとぼんやり思いついたアイデアを試してみました。
Zoomでお友達と一緒に勉強をする!
要はオンラインでつないだお友達と一緒に、遠隔で授業課題を進めてみるということです。
具体的にはこんな感じ──
がZoomに入り、親2人は「ミュート」「ビデオオフ」で鎮座。
つまり、親の顔は見えず、声も聞こえないけど、
あんたたちが何やってるのか/何しゃべってんのかちゃんとわかってるわよ
という状況です(笑)。
とても面白かったです。仲良し家族を誘ってみたからかもしれないけれど、アリな気がするなあ。
以下、所感す。
「課題ってどこに書いてある?」
「あのプリントの裏側にあるよ……ほら!」
ってこの『ほら』がホント大事で。
実際にプリントや教科書を見せあって、確認できるってホント素晴らしいコミュニケーション。
目に見えて勉強に集中してました。一緒にいるからサボれないのもあるのかしら。隣に仲良しさんがいると安心するのかしらね。
「もうプリント裏側いったよー」
「おお早い! うちまだ10番」みたいな。
1日かかってもできないことが比較的さらっと。
一人で教科書なんか読みませんよ。
声に出した方がアタマに入るに決まっているのに、一人だったら読みませんよ。
だから「一緒に読もうよ」といえるお友達がそこにいるのって、とてもうれしいことなんですよ。
「最近誰かと会ったー?」
「んー昨日公園でさー」的な会話ができる。
くしゃみをしたら「大丈夫?」って聞ける。
会話が自然と耳に入ってくればいいので、原稿書いたり、メール返したり、ミュートしてるから電話だってできます。見張っているつもりは全然ないしね。
Zoomのチャット機能は送信先を選べるので、裏で親同士がチャットできるんですよ。
「子どもたち、集中力切れてんなあ」
「ホントにー」
「どうします? あと40分いっときます?」
「本人たちに聞いてみましょうか」みたいな。
全員宛に「どうするー?」とメッセージも送れる。これは便利。
自分的にはこれが一番メリットだったです。
“学習環境を学校任せにしていた親”って自覚がほんの数ミリでもあるならマジで響きますよ。
「ああ、もう3桁の掛け算とかふつーにできるのね」とか
「割り算、超ニガテじゃん」とか
「理科の問題むずっ! ゴム板なんてすぐ手に入るかよボケェ……てかうちの子、問題読み解くチカラなくね?」みたいな。
子どもの理解力、学力、そもそも学校で習っていることが手に取るようにわかります。
これ結構大きいと思うんです。
「今日学校どうだった?」と聞いたって「うん! 楽しかった!」で終わるでしょ。
「何か困ってることない? 勉強大丈夫?」「うん! 大丈夫!」で終わるでしょ。
実は学校が全然楽しくなかったり、勉強についていけてなくても、子どもたちが「大丈夫」と言っている以上、ツッコめない親御さんも多いと思うんです。
そういう意味で、学校の授業を学校の友達と勉強している我が子の姿を見るこういう機会は、かなり貴重だと思いました。
うちの場合、無料プランでしかZoomを使っていないので、1セッション40分という時間制限があります。
飲み会やら打ち合わせの場合、「40分なんて短すぎるよプンスカ」などと言われがちですが、子どもが勉強する場合この40分って長さがちょうどいいあんばいになりました。2時間も3時間も集中できないしね。
実際、小学校の1時間(1時限)は45分。その中で子どもたちは先生にあてられたり、問題を解いたり、友達とヒソヒソしたり、鼻くそをほじったりするわけで。
40分刻みを1セッションとする勉強習慣が身につけられば、日常の学校生活にもすっと戻りやすいような気がします。
学校生活のあり方がきっと変わるはず、の時代にうちらは生きているじゃないですか。それだったら、その流れというかうねりに立ち向かうよりも、順応していった方がきっと楽しいし、ラクだし、時代と向き合って超前向きになれる可能性があると思うんです。
月・水・金の分散登校とか、そういう学校生活が当たり前になる時代を迎えたわけです我々は。となると、学校での時間と家での時間の「オン/オフ」の割合が完全に「オン」寄りになりますよね。その「オン」の強度がずーーーっと高まっていってしまうと子どもは疲弊するんです。疲れるんです。漢字覚えるとか23区そらで言えるとか、そういうレベルじゃなくなるわけです。
だったらね、その学年ごとの吸収ってやつをサポートするのに、家でできることを探しているご家庭にとってこれはとても有益なやり方だと思いました。本当に。勝手に。
ずっとしゃべっていたい人には不向き。だって、ずっと、しゃべっていられるのだもの(笑)。だから3人以上で集まっちゃうと「楽しい > 勉強」になってしまうかも。
それはそれで気分転換になるからマイナスなだけではないけど、向き不向きがありつつ、どの友達と一緒にやるかは大事。三人寄れば文殊の知恵と昔の人はいいことを言いましたが、令和2年春の自主学習においては2人がいいのかなーって思います。
今回のやり方は小学生~中学生にいいと思います。体感レベルでは「小3~中2」ぐらいかな。
受験生だと親の存在うっとうしいよね(笑)。親がそこにいることに不満を感じる世代は、ぜひ友達同士で“ちゃんと”やってください。
こんな感じです。
お試しに11時ぐらいから40分+アルファやってみたら「え? 午後もやるんでしょ?」とノってきたので、結局お昼ごはん後に15:00ぐらいまでバッチリ。
当然のごとく「明日もやろー」となり、2日目は10:00に集合。午前中だけで5時限分の課題が全部終わりました。
国語、算数、理科、総合。最後はしっかり体育まで。ラジオ体操とパプリカを画面共有して、家族みんなで踊りましたよ。
やっぱりね、春休み期間を挟んでとはいえ3カ月まるっきり学校がないって超異常事態ですよ。
家族のあり方、生活のあり方が“これまで”と大きく変わっていくこの時間に、しらずしらずのうちに性格が変わっちゃったとか、人付き合い忘れちゃったなんて子もたくさんいると思いますよ。
本人はいわんや、親御さんも気づかずにをや。
だからさ、首都圏の場合、緊急事態宣言が5月末で解除されるならされるでいいですが、withコロナ/afterコロナの時代を生きていく以上は、子らをいかにまっとうに育てなくてはいけないかを考えるにあたって、beforeコロナとスタンスを変えて向き合わなくちゃいけないと思うんです。本当に。
そんな過渡期にいろいろと試してみるのは可能性でしかないと思います。
家の中を見られたり、家族の会話がお友達の家にも伝わったりみたいなのはあるけれど、家の中を見られたり、家族の会話がその家に伝わってしまってもそんなにイヤじゃない人を選べば問題ないっしょそのへんは。イヤな人は無理しないでください全然に。
ということで結論、Zoomを使ってお友達と一緒に勉強するのはおすすめです。
前回、stand.fmでお話ししたカメラマンの栃久保誠さん a.k.a. CKB について、放送内ではなんの紹介もなく「今日は友達に来てもらってます」というところから始めてしまったので、ちょっとだけどんな人で、どんなつながりで、ってことを話しています。
全然ですけどね。レディオですかもね。
こういうのって、セミナーなり勉強会なりをぜーんぶ録画して後からYouTubeで見る・聞くのとなんも変わらない気がしています。
クオリティを求められたら苦笑いだし、世間に求められるニーズは皆無です。
恋愛スキルを高めるには──
2カ月でダイエットを成功させるには──
ふつーの人のふつーのつ ぶ や きで す #stayhome──
それぞれ面白いんです。見ず知らずの人たちのつぶやきがヒジョーに面白い。
それはなぜか。受け手が感じる価値が多様化しているからに他ならないからだと思いますよホント。
stand.fmに有名人がチャンネルを持つようになり、大企業が公式アカウントを開設して、なんてこともいずれ起きるでしょう。
そうした声を必要とする人もいるでしょう。
とある分野に卓越した、またはそれを生業としたいけれど発信するチャネルを有していない人もいるのでしょう。
そうした人たちと同じように、どこかの、誰かの、知ったこっちゃない話を、面白いと思う人がいたっていいんでしょ。
そこにはたしかに価値がある。その価値を生み出すプラットフォームを作り、参入障壁を限りなく低くしたという時点でこのstand.fm、結構価値があると思います。
だっふんだ。
きた。届いた。
書いた。出した。
超絶簡単です。