「忙しさ」というのは本当に人それぞれなのだなあって話です。
ふっと気を抜くと口をついて出る「いそがしーいそがしー」。聞いていて気持ちのよいものではないので、自分の口からは努めて発しないようにしていました。
それはいまも変わらず、よほどのアレがないかぎりは弱音なんぞ吐かない──そう、「忙しさ」を公言するのはおれにとって弱音なのです。
でもねえ、あたしゃ最近気づいただーよねえ。
忙しさの尺度というのは人によって違うのだわのよね。つまり、人が言う「忙しい」を弱音だと断言するおまえ、つまりおれこそもっと忙しくしやがれバカってことなんじゃないかと。
たとえばおれのとある一日を紹介すると、
- 8:00 起床→メシ→片付け
- 9:30〜18:00 仕事<1>(合間に休憩)
- 18:00〜21:00 フロ→メシ→寝かす
- 21:00〜24:00 仕事<2>(遅けりゃエンドレス)
仕事<1>はずーっと自宅の場合もあればずーっと外ってこともある。ずっと外は外でいいのだけど、時間が全体的に後ろになる。しょうがない。
でも、どんなに後ろに倒れても、そこまで忙しさを感じないこともある。一般的な話でいうと、毎日23時だの終電まで残業する人は自分のことを「忙しい」と思っているはずよね。一日中家にいたって主婦もこどももじいさんもばあさんも、それなりにやることはある。つまりは忙しい。
みんな忙しいって考えれば、ちょっとだけ優しくなれて、ちょっとだけゆっくり過ごすことはできんもんかねえやっぱ無理よねえ行ってきます。
連休のとしまえんは台風で連日クローズでした。