221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 130503_高山

お宿<飛騨高山ゲストハウス とまる>に荷物を預かってもらい、3軒となりの自転車さんで借りたママチャリで高山を散策。
本気の方々とあえて張り合うの図。

ときはちょうどのお昼時。ここはひとつ高山ラーメンの有名店にでも行ってみようかと向かったのは「甚五郎ラーメン」です。
中は満杯、外に4,5人。
回転は早いように見受けられたのでそのまま列に並び、隣のおじさんと「今日はよい天気だねえ」「あれは穂高ですねえ」などとはるか向こうの残雪山々を眺めつつに順番が。

自然な流れでそのおじさまと相席となり、常連らしく、店員さんとの会話を聞けば、アマチュアの写真家さんだそうでして。
甚五郎ラーメンにかかっているカレンダーの「11月」を撮った方だそうです。えーっとね、細川さんだっけな、春山さんだっけな、そんな感じのお名前の方です。全然違うなきっと。
あ、細麺の高山ラーメン。美味しかったです。冬のこたつのぬくもりです。

高山駅を中心に考えると、いわゆる高山、古い町並みなんかは北側エリア。甚五郎ラーメンが駅の南側だったので、そのまま南下して、小高い丘の上までひーひーチャリをこぎこぎおしおし。
宿の奥さんにおすすめされた喫茶店「松倉山荘」で休憩。冬の間は閉めてしまうとのこと。

そのまま一気に山を下り、朱色の中橋や高山別院といった中心地に突入。ここいらは、10年前にしんじくんのチャリで走り回ったところなのです。ああこんなんだっけか、全然覚えてないやーの連続でも感慨深いっす。
こちら10年前の中橋。

これこないだ。

こちらは10年前の別院。

これはこないだ。

ママチャリを相方に10km強。宿に戻ってバスの時間までをつぶすです。そしてそして「また来ます」と姿が見えなくなるまで手を振ってくれた皆さんにぐっときた。
いや、おれ自身はさ、一度バイバイを言ったらすぐにその場を離れるタイプ、つまり改札で別れて階段のぼる前に振り返ったらもういない的な人ですので。家内と付き合っていた時分にそのことについてさんざん言われたけどまあかまやしねえと。

そんなおれが、ぐっときたと。また来ます。
そして高山駅前の濃飛バスセンターから岐阜行きに。およそ2時間で2500円かな。

待ってろ坊主!