221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 自分を生んだ歳

そっくりだという話です

「私の半分も生きていないお前に言われたくない!」
的なセリフがある。映画やテレビで観たことある。
カズハが生まれたとき、おれは33歳だった。正確にいえば32歳だけど、“代”で考えれば33歳だった。
その時点では33:0である。おれが33、彼女が0。
翌年は34:1になり、今年は35:2で、来年は36:3。
36:3ってことは12分の1。8年後の44:11だと4分の1だ。どんどん近づいてくる。割合が増える。
冒頭の「半分も生きてない〜」に立ち返ると、そのセリフを言えなくなるのは、自分に子どもが生まれた年齢に子ども自身が達したときなのだ。
66:33。ここでちょうど半分。ようやく半分生きた。翌年は67:34、そして68:35と、子どもが生きた歳が自分のそれにさらに近づいてくる。
なるほどなあ。そりゃあどんどん似てくるわけだ。