221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 格言な。

うみねこ生息地

最近、お金持ちのゲンコを書いているのです。
お金持ちっつったってハンパないクラスです。フォーブスランキングの頭からトップ30人全部です。
生まれも育ちも稼ぎのポイントもみんなバラバラですし、うすっぺらーい表層的な部分しか拾っていないので、ここぞとばかりの共通項なんて全然見えてこないです。
つーか面と向かって話してないので見えてこないのです。
そんなもにゃもにゃの最中に見つけたこちら。
以前にもどこかで読んだけれど、ついさっき、別件のお仕事でものすごくイヤなことがあったために、なんだか心にしみてしまったよってハナシ。

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。
それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」と尋ねた。
すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。
旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、
漁師は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、
日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんと昼寝して過ごして、夜になったら友達と一杯やって、
ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」

なんだかもう、自分がやっていることがよくわからなくなってきたよ。
昨日の続き、上半期のカラオケランキングぐらいよくわからないよ。
いや、昨日のよりかはまあわかるよ。

★2012年上半期 カラオケリクエストランキングTOP10
1位  ヘビーローテーションAKB48
2位  栄光の架橋(ゆず)
3位  残酷な天使のテーゼ高橋洋子
4位  フライングゲットAKB48
5位  やさしくなりたい(斉藤和義
6位  キセキ(GReeeeN
7位  ハナミズキ(一青 窈)
8位  女々しくて(ゴールデンボンバー
9位  小さな恋のうた(MONGOL800
10位  Everyday、カチューシャAKB48