221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 『300』『Gladiator』

週末の一瞬、手元からお仕事がなくなったのです。すぐに戻ってきたけど。
それでもちょっとだけ精神的に余裕ができたってんで、こいつは絶対に映画観なきゃダメだと思って。
てな具合に観た『300』と、その数日後に比較検討の『グラディエーター』。まあゼンゼン違うお話ですがなんとなく。


300<スリーハンドレッド>特別版(2枚組) [DVD]

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まず『300』。スパルタとペルシアの戦いを描いたお話。そうだそうだザック・スナイダーだ。そりゃしょうがないな。
ファンタジーテイスト満載です。CMとかPVっぽい作りしてんなあってそうだそうだ。
これはすごいわ。カメラがすごい。映像がすごい。てか筋肉がすごい。
ジェラルド・バトラーはこの役を演じるために専門のトレーニングを積んだとか積まないとかでどうのこうの。王妃の存在感のなさはハンパないですがね。ヤラレ損っていうアレね。
んなことはどうでもいいのです。おれがすげえなって思ったのは、男どもの無双っぷりと、腹の割れ方と、愚直なまでのストーリーです。
「攻めてきたから→おれたち戦う→以上」。ほんっとにコレだけよ。
カンフーパンダっぽいエンドロールまで含めて、おれは好きだな。



そんで『グラディエーター』はホアキン・フェニックスが輝いてたです。愚鈍な跡継ぎ演じさせたら素晴らしいですね。
そして主役のラッセル・クロウなあ、おれ元々この人好きじゃないしなあ、なんとも言いようがないよなあ。
アカデミーとったよなコレ。
作品賞と? 主演男優賞? マジか。そうか。
単なる薄っぺらい復讐劇だって気もするがなあ。そうかなあ。


いずれにもしても、古代ローマ帝国にまつわるあれこれは嫌いじゃないのです。
が、しばらくはいいや。