大漁、大漁。
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盛況でした。50人級。
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こないだSuさんとランチをして、「あいかわらずのカレー好きだなこのメスブタが」と罵りながらおもいだした話。
ちっちゃいころ、地元の駅前にあった音楽教室に通っていた。
音楽教室といえどもダンスやピアノを習うわけでなく、幼児を集めてお遊戯しましょう的なノリだったとおもう。
あるときカラーボックスを橋に見立て、その橋の下にトロル（絵本に出てくる怪物）が隠れてるから、みんなで手をつないで渡りましょ、というような時間があった。
まだ幼稚園にいく前だったので、断片的な記憶しかないけれど、なにをどうされてもぼくはその橋をわたることを拒んだらしい。泣いて叫んで大騒ぎだったらしい。
理由：「絶対にトロルがいるから」
なんとまあかわいらしいことを。
そして素晴らしき哉その想像力よ。妄想よ。
そりゃあもうゼッタイにわたらないという、ダイヤモンドよりも、親父の石頭よりも、固い決意および断固たる意思表明だったそうだ。
いま、そんな自分と話す機会があればこう言いたい。
「キミが選んだ選択は正しい。あのときトロルは確実に待ちかまえてたからね。他のおともだちにはたまたま見えなかったんだろう。うん、よくやった」
と。
言うかバカ。
