読みかけの本を家に忘れ、手持ちぶさたな電車の中である実験をしてみた。
題して「オレ外国人」。
駅広告とか電車から見える街の看板を、日本語がわからない人が見たらどう思うかを想像する。ってかその人になりきる。
上海でも韓国でも、なにを宣伝してるのかさっぱりわからん看板を目の前にした感じを“読める日本”で味わおうというコーナーだ。
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最初のうちはどうしても頭の中で読んじゃってた。だって読めんだもん、しょーがねーよ。
慣れてくるとまず第一の壁。絵や写真で「これは何屋さんか」を汲まなければならん。結構至難の技ですたい。
さらに慣れてくると文字のフォントが凝ったものかベタな感じか見えてくる。
「花粉対策だ！ ダイ●ン空気清浄器！」は非常に伝わってくる。携帯の広告もしかり。ブツがそのまま載ってるからね。
でも姉ちゃんが笑顔でニッコリしてるがけの消費者金融や、いわゆる“オシャレ広告”（いま命名）はなにを売り出そうとしているのかがさっぱりわからん。エヴァチックな文字ばっかのやつとか。
まあココ日本だし。オレ日本語読めるし。
「特に問題なし」という納得とともに電車を降りたとさ。
