221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 屋号は士農工商より

年齢層、かーなーりー高し

相撲の次は歌舞伎です。仕事をほったらかして行ってみたよ東銀座の歌舞伎座へ! 平日夕方から観戦した幸四郎染五郎親子はかなり素敵でした。
歌舞伎鑑賞はすげー久しぶり。15年以上ぶりかな? 前回のそれをまったく覚えてないもの。
セリフは聞き取りやすいし、合いの手(というのか?)の「高麗屋!」がそれっぽくてよい。
マニアと好きな人がくっきり分かれる世界ってのは往々にして伝統芸能だね。非常に興味深いっす。
ちなみにオラが観た演目は『暗闇の丑松』という↓なお話。

★暗闇の丑松(くらやみのうしまつ)
料理人の丑松(幸四郎)には、恋女房のお米(福助)がいますが、お米の母で強欲なお熊は二人の仲が許せず、お米を別の男の妾にと強要します。
それを知った丑松は、お熊と、お熊が差し向けた浪人を殺害。兄貴分の四郎兵衛(段四郎)にお米を預けて旅に出ます。
一年後、丑松は女郎になったお米に再会。四郎兵衛に騙され売り飛ばされたと事情を聞いても信じられず、激怒します。
お米が首を吊って死んだ後になって、やっと真実を理解した丑松は、四郎兵衛とその女房お今(秀太郎)に報復すると、また何処かへ逃げ去って行きます。
人生の暗闇を歩き続ける男の運命を描いた傑作。

オラはこの1話だけで出てしまったが、そのあとの演目では歌やら踊りやら三味線やらお祭り系の舞台もやったそうな。
またいずれ。ま、15年以内に確実に数回は。