221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 「いよっ」のおじさん

これはうちの親父です

先週、大叔父が天に召されました。92歳。奇跡の大復活を2度ほど経てから、今回静かに旅立ちました。
母の母のすぐ下の弟なので遠いっちゃ遠いけれど、ばあちゃんと同じ敷地内に住んでたので小さいころからかまってもらってたし、人の最期にはできるだけご挨拶したいと思っているので手を合わせてきました。
40歳にもなると、「どう生きるか」だけでなく「いかに旅立つか」を強く意識します。《そのとき》を迎えるにあたって身辺整理はどうだ、残せるものはあるか、セレモニーはするのか、にぎやかしくかつつましくか。
遅かれ早かれ訪れる《そのとき》を、ここ最近怖いと思うようになりました。それはきっと毎日が充実していて、失いたくないという恐怖なんだろうと思います。
いつ死んでもいいぜへっへーん、なんて強がっていた時期もありますがいまは嫌だ。もうちょっと生かしてもらいたいなと願います。
とはいえ、先日同い年のカメラマンさんが突然無くなったこともあるし、本当にいつやってくるかわからないわけで。
ま、そのあたりはしょうがないですがね、いまは絶対に嫌だということだけ長続きする冷たい雨にお伝えしてみます。おじさん、またいずれ。