221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 映画『Mad Max: Fury Road』

吊るされて描くから逆さまなのだ!

んなことよりも何よりも、ホント小1時間語り合いたいんだけど、現時点の身の回りで同じ熱度でいける人が4,5人しかいないので、ここでも我慢してさわりだけ声を爆大にします。
マッド・マックス、もう観たか? と。
劇場で観られるこの時代に生きてるんだからもう迷わずいますぐ映画館に走れと。
超絶面白いです。サイコーです。ヒャッハーーー!!!



そして観た人はこちらとこちらで。本編と放課後ポッドキャストで。


さらには40:00あたりからぜひ。高橋ヨシキ氏がいろいろ絶賛してます。


齢70のジョージ・ミラー御大は、とんでもない正統系譜の作品をお作りになられましたね。いちいちサイコーです。アタマから最後まで超ド級のアクション映画にも関わらずちゃんと泣ける。物語が破綻してない。キャラクターがみんな立ってる。それってつまり、サイコーだよねと。
多くは言いませんが最初の泣き所はスプレンディドが落ちたあのシーン。「あぶねー!」からの、助かったホッからの、足を滑らせてズルっの、イモータン・ジョーがハンドル切りーの、横転ドーンの。
あの一瞬にマックスの功罪とジョーの本気度と愛とが伺える次第です。愛とはワイフだからではないです。モノですからね、子孫を残すモノ。それだけ大事なモノ。そしてなぜあそこでスプレンディドは足を滑らせたのかって話。この後フュリオサがつぶやくよね、「Redemption」とな。贖罪とな。
主要キャラクターにとっての「SURVIVE」、この作品の主題たる「SURVIVE」を、この一瞬で見せ切ることに完全に成功したと僕には読み取れました。って話をお隣さんやアニキたちとしたい。
ここな。

ああ。あとIMAX以外の日本公開版では一番最後にこれが流れます。
★『Out of Control』(MAN WITH A MISSION×Zebrahead


後の方のやつは映画にのっけてのそれ。どっちにしても蛇足です。最初聞いたとき鼻血でたよ。くだらねえことしやがっておまえらヴァルハラいけねえなと。
ただそんなこと吹き飛ばすぐらいの会心作です。まだ観られる環境にある人はぜひ。