221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 自販機事変

八尋!攻撃をするな、攻撃を!

ちょっとびっくりしちゃったよ。
土曜日の午前中に、一葉と八尋を連れて小児科に行ったんです。左手または放し飼いで一葉、抱っこひもで密着度高し腹汗ごめんねが八尋。
いいこねーすぐ終わるねーおなか見せてねー右耳よくなったねー的なやりとりをゆきこ先生と交わし、かほちゃん溶連菌? 大変ねお大事にねなんつって調剤薬局に行ったんです。
まあそこそこの時間待って、クスリもらって、さて帰るかってところで「のどかわいたー」と。まあよく頑張ったしぶどうジュースでも買ってあげようかと。ボタン、ガシャン、わーい……あれ?

え? あれ? ぶど……あれ?
買いたかったのはこれです。

そうそうこれこれ。ウェルチのね、ぶどうのね、ちっちゃいサイズでね、飲みやす……あれ?
もう1回お金入れて、ボタン、ガシャン、あれ?

2回続けて出てきたもんで、しまいにゃ父ちゃん楽しくなっちゃって、とはいえ次がまあ最後なと押してみても案の定──

だははは! その場で自販機に書いてあった連絡先に電話しましたが、週末ってこともあり留守電に。とりあえず状況と機体番号とこちらの連絡先を吹き込んで、現在(月曜の午前中)“待ち”の状態です。一応、3本の烏龍茶は手付かずです。
こういうときってどういう対応かな。「お客様にご購入いただくはずだったぶどうジュース3本をただちにお送り(お届け)いたします。もちろん烏龍茶はそのままお納めください」かなあ。
ここで「あのとき、あの場所、あの瞬間にぶどうジュースを飲みたがっていたうちの娘の無垢なる想いはどうしてくれんだ」ってゴネるのはよくないよねー。そのつもりは皆無だけど、あまりにすっとんきょな対応されたら考えちゃう。後学のためにも考えちゃう。
「いいかい一葉。ぶどうジュースのボタンを押したところで烏龍茶が出てくる日もあるんだよ」と言い聞かせました。まったく納得いってない様子でした。
ああ娘の無垢なる想いよ!