221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 花蓮_140802

こちらでも羽を

花蓮に到着! あちぃ! とにかくあっちぃ!
そこはいったん冷静に。まずは翌日に乗る電車のチケットを買っておくことに。週末の台湾鉄道はマジで油断しないほうがよいと痛感したもので。


壁に貼ってあった時刻表とにらめっこして、次なる目的地の瑞芳(九フン)の到着時間と花蓮で過ごす時間をはかり、ちょうどよさげな2本の電車をメモメモ。
列に並び、メモを見せたところその2本は立席しかないと。座れないと。それはちとイヤだなと思ってその前後はどうだいと聞けば、鈍行で3時間かかるけど次の電車なら空いてるよとのこと。じゃあそれで。
普通でも2時間近くかかるところ、プラス1時間でなにか変わるもんじゃないでしょう。減るといえはおれのおなかぐらいでしょう。いまのところ一日中くってないを継続中です。


駅前に出たところで愛妻と愛娘と愛息とSkype。お父ちゃんは元気にリュックを背負っています。
地図をもらおうと駅前のインフォメーションセンターに寄れば、日本語がしゃべれるお姉さんにいろいろと教えてもらいました。助かりました。ありがとう。
そこからてくてくお宿まで。花蓮駅から5分かな。近い近い。

こんにちはーっつって入ってって、パスポート見せてお金(1泊1000元≒3000円)払ったらバイクに乗れと。またこのパターン?
どうやら今回オレが予約していった宿はことごとく“2号館”的なとこらしく、おっちゃんの背中につかまりながら花蓮の街を爆走です。

そしたら近かった。駅からも歩ける距離の2号館にとーちゃく。扉は電子ロック。暗証番号とWi-Fiのパスワードを教えてもらって部屋にご案内いただいたらあら素敵ね。



おっちゃんが「腹減ってないか?」と。
「すごく減っているぜ」と答えれば、バイクに乗れと。自強夜市に連れていってもらいました。


帰りはタクシーをつかまえてこのメモを見せなさいと住所を書いたメモをくれる。んで一瞬去りかけたところ「マイサンを紹介する」とちょっとだけ照れくさそうに夜市で働く息子さんにごあいさつ。だっはっは、ありがとう。
ぐるっと一周して、息子さんのところではなく、ピンときたお店で牛肉麺(汁なし)80元。うまかったす。さらにぐるりと屋台で羊肉串を1本40元。うまかったす。


出発前に聞いた話、「美味しい店には行列ができる。行列があるお店はぜったいに美味しい」とのこと。これホントね、きっとね。
本当に明確なのな。同じメニューを掲げてても、人のいるいないが明確に違うものね。



んで今日はぼんやりお宿で過ごすぞーなんつって、途中のスーパーで夜のお友達&ビンロウを買ってみる。


このビンロウっってやつはまあ噛みタバコですね。赤き唾液がわんさかでるのでペッペッと吐き出す必要があるですが路上に吐くのは禁止の巻。だからこっそりね。

いや、ダメなものではないのよ。ホントよ。まあふらぁっとする感じでした。クソまずいからおれはもう噛まないけど、旅の思い出に一度はどーじょ。
まずシャワー! そしてビール! ああ、溶ける……なんつって荷物の整理をしてたら足がつった。まずふくらはぎ。伸ばしてたら、人生初ですねがつった。
これやばいね。オトナでも泣くよ。超いてぇ。
ベッドで寝っ転がってポチポチやってたからさ、うげぇぎゃーいいながらググってみたらさ、すねをつった場合は正座が吉っつーのでやってみたら数分で復活。ホント死ぬかと思ったよ。
よし、寝よう。明日も日中は歩きまくりの予定です。

ビンロウ屋のネオンや看板のフォントは本当に大人。