クルマの運転が下手なのは、距離感がはかれない人のことだと思ってる。それはあれだ。あれにも同じことが言える。
スーツケースのコロコロな。あれ、コロコロするのがへたくそなやついるな。
直線はいいんだ。まっすぐ歩いて、後ろ手伸ばし、さあさおいでとコロコロさすればそれほど外れない。危ぶむなかれ、道はそんなに外れない。
それがだ、ちょいとせまめの通路かなんかで人とすれちがうときとか、容赦なくボンボンぶつかってくるバカがいる。それでも最初は思ったんです。こっちがどくべきだったのかな。どいて当然だろゴラァってっからあえてチキンランしてきてるのかと。
チキンランっつったらAKIRAのこれでしょ。金田とジョーカー。2:00過ぎからぜひどうぞ。
んでもって最近気づいたんだ。自分のゾーンがわかってねえんだこいつらはと。いわゆる距離感な。手を伸ばしてもつかめない。フライ捕るの下手だろおまえ。
それはそれとして、こないだ新幹線で再確認したんだけどさ、テーブルあんじゃん、前の座席の背中から引き出してくるアレ。
座面にちっさなくぼみがあるでしょ。飲み物置くくぼみっつー認識だったんだけどさ、あれ、本当に、浅いな。本当に浅い。
きっとあれは、缶やカップやペットボトルを、がっちり固定するためのものじゃないんだな、ってぐらい浅い。
個人的に調査したことがあんだけどさ、新幹線の振動ってなかなかのものでさ、テーブルにポンと置いとくと携帯でも文庫本でもも500mlのペットボトルでも、結構な重さのものがプルプル動き出しちゃうんだわ。
んだからさ、そういったプルプル防止のくぼみなのかと思いきや、すっからかんに近い状態のペットボトルなんてプルプルいいながらくぼみのふちに引っかかって倒れるんだわ。ジッサイ目の前で横転してしまったのだ。
ゆえにあのくぼみの人権はだれが守ってくれるのってこと。そういうこと。