ひさびさに再会した友人とももクロちゃんの話題になり、
さらに一歩踏み込んだネタとして「紅白観た？」という燃料をヘンゼルとグレーテルのパンくずばりに巻くと瞬殺で後ろからいや正門からあれやっぱり肛（中略）から正々堂々突っ込んできました。
「ヤバいよね。泣けるよあれは」
その「ヤバいよね。泣けるよあれは」が、本気汁120％のそれだったので僕は大変にうれしく思ったのです。
なぜなら、そのときの彼と同じ熱度、目の輝き、もしくは淀みを有している友人が、おれのまわりにざっと片手はいたからです。ああ、そんなにいねえか。
★『行くぜっ!怪盗少女』（ももいろクローバー）
「なに言ってんだおまいさんは」って人に説明すると、ももいろクローバーというアイドルグループはもともと6人組だったのです。
それが1人脱退したのです。いつかは知らないし、いまさら調べようとも思わないけど「あかりちゃん」です。色でいうと青だか紫。
んで彼女たちが結成以来の悲願としてきた紅白歌合戦出場を昨年末に果たし、ステージ上で上記の楽曲を唄うわけですが、歌詞に出てくるメンバー名にすでに脱退した「あかり」を入れ、メンバー5人の胸には「あかり」の色したアイテムが輝いているわけです。青だか紫だか、目の形をしたなにかが。
って状況をもちろん知っている前提として、いわば常識としてゴングが打ち鳴らされていたわけです。そんなこんなの「ヤバいよね。泣けるよあれは」なのです。
どうです？ ヤバいでしょう？ いろいろな意味で。
でもそういうのって大事な。
