博物館を後にして、残りは最終目的地。
今回の旅に出る前に、ばあちゃんのばあちゃんにあたる木村貞子さんという方が設立した保育園にお電話をさしあげたのです。
別になにをお願いするわけでなく、ひと目どんなところか拝見したいのでというごあいさつがしたかったのです。
応対してくださった方がたまたま現在の園長先生で、連絡をとても喜んでくださって。
というのも最近園舎を改装したときに設立当時の資料が大量に出てきたそうで、ちょうど思いを馳せていたところだったとのこと。
設立から120年近く経っているため、木村貞子さんと現園長さんはもちろん面識がないのだけれど、思いを新たにしていたところだったとのこと。
それに加えて、もうひとつ。
東日本大震災の数週間前に、園長先生が夢を見たそうなのです。
夢に木村貞子さんが現れ、「防災対策はちゃんとやってるの?」と。
そういえば最近してないなということで、ホームセンターにいってトンカンやったところに3月11日。
守ってくださったのねなんてところに孫の孫だっつー人間から電話があったもので、大変に喜んでくださったのです。
ただ、その日はちょうど保育園の慰安旅行。うちのバスよりも前に、予定どおり園長先生たちが帰ってこられたらぜひ保育園でお会いしましょうと約束していたのです。
時期が時期、ゴールデンウィークの入り口だったもので高速が大渋滞。結局園長先生にはお会いできませんでした。
途中のサービスエリアからお電話をいただき、丁重に御礼をば。またぜひにお会いしましょうと。
ということで僕は一人で会津婦人会保育園に。
今回の旅の最終目的地に
すごく立派な保育園でした。4代うしろが会いにきましたよ。
置き手紙をポストに投げ込み、あとはバスを待つのみ。
ああ、やっぱり一人旅ってすごく楽しいです。