デヴィッド・フィンチャーの青っぽい絵作りがおれは好きだ。大好きだぜ。
午後ローでやってたのを家内が録画してくれていたので晩飯くいながら鑑賞。95年、米国映画。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/12/22
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もうさー、こういうのが演出っていうんだよさー。
陰鬱とした雰囲気をね、“銀残し”とかいう技術で表現してるんだと。
雨じゃん。この街、雨じゃん。
図書館の中のシーンでも、この映画唯一のだんらんシーンでも、
「ああ、きっと外は雨だもんな」って、なんとなく気分を落ち込ませることに成功しているもの。
路地に追い詰めたけどトラックの上からどーんってやられるシーン。
撮影に使われたここ、<hideのピンクスパイダー>のPVで使われた、はず。
そうそう。「午後のロードショーでやってさ」といったけどさ、だからこそのヒジョーにがっかりポイントがあるのです。
エンドロールがなかったのです。
これはいけません。無理してでも流してほしかった。
たしか逆再生なんです。普通はメインキャストだのスタッフだのから最後使用曲まで入って、レーベルマークが出てドーン、翻訳者ドーン、てな具合だと思うのだけど、逆なんです。ええ。
だから残念なんです。オープニングもかっこいいんだよなあ、セブンって。
それにしたって救われないラストシーン。3人とも素晴らしいです。カット割りも、銃弾の撃ちこみ方も素晴らしい。
救いようがないラストっていうと『ミスト』があります。僕は、本当にこの映画のラストが大好きです。
※スペイン語かな? 外国語吹き替えver.ですがどうぞ。
すげえラストだと思う。さいっあくだよ。マジで死にたくなります。
だからこそ生きようって思えるから大好きです。
いや、そんなきれいごとはまあどうでもいいから、一度観てほしいわミスト。
の前にセブンでもいいよ。