221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 is 下北半島(6)_120427

大叔父さんは7人兄弟の末っ子です。
長男がうちの爺さんです。おれが生まれる前に他界した、親父の親父です。
だもんで大叔父さんはうちの爺さんのことを「東京の兄さん」と呼びます。歳が20離れているので、一緒に暮らしたことがないのです。
うちの親父が下北を訪れたのは、中学生のころ爺さんに連れられて、といいます。
そういえば大叔父の第一声は、「おおう、隆一くんによく似てる」でした。


大叔父一家に送っていただいたのは「B&B Muu」。今宵のお宿です。
脱サラをした親父さんが、自前でログハウスをおったててしまったというお宿です。
辺鄙な場所ではないのですが、住宅地の真ん中だけにちょっと不思議な感覚ですの。最寄りは下北のとなり、赤川駅になります。
最寄り駅を使って来る人はかぎりなく少ないと思うけれど。






投宿が20時ごろとちょっと遅くなってしまったけれど、その日の客がうちだけということもあり、宿のおじさん(ムーパパ)といろんなハナシをする。
ログハウスの独自工法、だれそれさんの別荘を建てた話、東京の嫁、下北の原発、明日どうする……などなど。
本来の予定では、翌日に北洋館に行くはずだったので、時間がすっぽり空いたのです。八戸に着けばいい、って状況だもの。
ま、それは明日朝決めようと、宿のお決まり『マスターキートン』を読みながら爆睡。



どうです? いいお部屋でしょう。