これまたケーブルでなんとなく。冒頭10分ごめんなさいした一本です。
どアタマから観ないと映画を観た気にならないタイプのオレです、が、ケーブルならまあいいかあと、甘く見積もってみました。
- 出版社/メーカー: 角川映画
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滅びた世界を旅する男・イーライは、30年もの間、アメリカを西に歩き続けている。目的地は何処なのか、彼にもわからない。ただ、「本を西へ運べ」という心の声に導かれるままに歩き続ける。
一方、とある本を探し続ける独裁者の男カーネギーがいた。彼は地球が滅びたことを良いことに、理想の町を作ろうと企てていた。
そしてイーライはカーネギーが仕切る町に立ち寄る。カーネギーは探していた本をイーライが持っていることに気づき奪おうとする。
イーライが運ぶ本の内容とは? そして執拗なまでにその本を求めるカーネギーの目的とは……?
「イーライが運ぶ本の内容とは?」とかなんとかそれっぽく振られても、どんなバカでも想像つくでしょこれに関しちゃ。
そうです。聖書です。マタイ伝がどうこう言ってたので新約だとおもうですが、これを機に、じゃなくても、聖書をちゃんと読まなくてはいけないなと考える次第です。
やっぱりゲイリーがラブです。
オールドマン先生とお呼びします。
そうだそうだ。アルカトラズ島で文明の復活に取り組むおじさま、どっかで見たなってマルコム・マクダウェルだ。
『時計じかけのオレンジ』のアレックスですよ。主人公ですよ。いまや68歳ですよ。見事にじいさんですよ。
オチはほほうでした、が、その必然性もとくになく。
要は警鐘モノですね。飽食の時代に大量消費されていたものが珍重されるときこそ人々は救いを求めるのであると。
ブッシュ(ゲイリー)ではなく、オバマ(デンゼル・ワシントン)の時代が来たと。
そういうことらしいです。