『川の底からこんにちは』

とりあえず褒めておけば映画通だとおもわれがちな女優・満島ひかり。Folder5がいまや朝の連続テレビ小説ですもの。おおきゅうなったのう。
ちなみ彼女はこの作品の監督さんとケッコンしました。けっこう最近。

川の底からこんにちは [DVD]

あらすじ──

上京して5年、仕事も恋愛もうまくいかず妥協した日々を送っていたOLの佐和子。そんな彼女の元に、父が末期がんで倒れたという知らせが届いた。
佐和子は田舎に戻り、実家のしじみ工場を継ぐことに。しかし工場は倒産寸前で、パートで働くおばちゃんたちからも相手にされない。さらについてきた恋人にまで浮気されてしまう始末。
そんな追い込まれた中で佐和子は工場を立て直す決意をし……。

喪服で“肥”をまく満島ひかりがね、とても美しいのです。ひしゃくでうんこまいてようが、べっぴんさんはべっぴんさんなのです。
作品自体も前向きでいいです。後ろを向きすぎてる姉ちゃんが後ろ向きなりの前の向き方を見つけるという。ただし「中の下」は確実に言い過ぎで、実際問題「中の下」である我々の耳はツンドラかシベリアかってぐらい痛いです。ツンデレかってぐらい。

社歌が最高ですね。

不況が来ても大丈夫なんですよ。
そんときゃ政府を倒すまで。
だから大丈夫なんですよ。