保冷剤ってすごい。
ケーキやらおもたせの「ご自宅までどれぐらいですか?」ってアレを、いまのいまタオルにくるんで首に巻いてます。
夜中──ってか明け方、痛みで目が覚めてしまい水でも飲もうと立ち止まった冷蔵庫前でひらめいたね。おれは。これだと。
3つ並べるとね、ちょうど首まわりを均等に冷やしてくれるでね、なかなか具合がいいんだわ。すぐふやけるけどね、贅沢は敵だね。
日々、ちょっとずつでも快方へむかっていればいいのに。
残念ながら実感ゼロっす。
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だがしかーし、今日はそんなことを言っていられない日なのだ。「四の五の抜かすんじゃねえ」って日の一日です。
練馬放送のMTGをトトスクでやるだしょー。
親父のフルートを聴きにいくだしょー。
踊るにしても観るにしても高円寺でアホウになるだしょー。
それにしたって“パパのフルート発表会”ってどんだけの響きですか。じいやもばあやも子守唄を唄ってくれなかったぞい。
かのロックフェラー(一世)があるときホテルの一番安い部屋を予約したそうだ。以下は支配人との会話。
「息子さんは最高級の部屋にお泊まりになりますが」
「ああ、彼には大金持ちの親父がいるからな。だがね、わたしにはいないんだよ」
そーだそーだカンパリソーダ。
おれにもいねーぞ。大金持ちの親父も、大金持ちのパパも。
妾やってる友達がいるんだけどさ、あんがい安いんだよパパからもらってる月々のお給金。金額を聞いて「囲ってるぐらいならもちっとくれてやれよ」っておもった。
なにごともちょうどよくありたいものです。