- 作者: 椎名誠
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/06
- メディア: 文庫
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「ゲロを吐く」という行為および見た目および言葉の響きは、ときにクソをするよりも汚ならしいものではなかろうかと。
たとえば筆者の経験にあるように、小料理屋の大皿にぶちまけたリバース物だったら、テーブルの上にあがってぶっぱなす一本グソの方が美しく潔く華々しくはないだろうか。
短歌のひとつでも詠めそうである。
この話は、最近吐いていないというところから始まっている。
同じくうちも振り返ってみる。
最後にリバースしたのは……去年の5月か6月か。あんときだ。なぜかタクシーを乗り継いで帰ってきたときだ。なんとか自宅までたどりついた自分を褒めてあげたい。
ところでこの本には『うみ・そら・さんごのいいつたえ』のプロモーションにまつわる話が多く収められている。『白い馬』の、かな? ああそっちだな。
映画の中身や全国行脚やそれにまつわる人とのからみよりも、“上から下から”の方に意識を飛ばしました。
最近、すぐに酔っ払ってしまう。