前日の続き。
愛と平和、地球を救おうといったメッセージを音に乗せて表現するならば、うちにとっては違うアーティストの放つあれこれの方がしっくりくる、ということを再確認したわけです。
別に音楽でなくてもいい。
漫画でもいい。
うちは『スラムダンク』を初めて読み終えたときに「あの当時(連載当時)、コレ読んで『バスケやりたい!』と思わなかったらウソだらー」と思った。
けれどもそれをまわりに言ったところで「そうか?」ぐらいのリアクションが返ってきたぐらいで。
そんなものなのです。
だから同じ人はひとりとしていないのです。
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これぐらいの歳になると(なのかどうかは知らないが)、なんちゃらセミナーのお誘いをいただくことが多くなってきた。
いわゆる自己啓発だとかいわゆる自己実現に関する類。
それって人の力を借りるものか?
うん、言葉や出会いをきっかけとして澱んでいた気持ちが解放されるならいい。経営が快方に向かうならいい。
でもさ、それをビジネスとして食っている方々の力を借りて実現してうれしいか?
おれはうれしくない。だからやらない。
食わず嫌いはよくないが、穿った目線で見てしまうのはどうしても否めない。
うまい飯屋を紹介する、のは違うよ。