必要にかられて木板を

エリア88 (1) (MFコミックス―フラッパーシリーズ)

うち大好きなんす『エリア88』。
おもえば初めて自分でそろえたマンガかも。いまやないけど。これは図書館からだけど。
絵そのものはさ、少女ちっくなところがあってさ、正直どうかとおもってた節もあるけれど、そこらを超越する……なんだろ。なんかがあるんだ。あるだ。
孤児院時代からの友人に裏切られ、はるか中東の外人部隊に入隊させられ、来る日も来る日もカレンダーにバツ印をつける日々を送る。
ま、実際のところバツを書きこんでるのは1カットしか出てこないです。
いまこうして読み返してみると、男の尊厳に夢中になっていたころは気にもとめなかった利権だの権力だのってところが気になってる。
読んだとおもってたのはじつは読んでなかった。少なくともわかってなかった。
のかもしれない。