221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 「あ」っておもったのよ。

哀愁の町に霧が降るのだ〈上巻〉 (新潮文庫)

哀愁の町に霧が降るのだ〈上巻〉 (新潮文庫)

哀愁の町に霧が降るのだ〈下巻〉 (新潮文庫)

哀愁の町に霧が降るのだ〈下巻〉 (新潮文庫)

単行本は上中下巻の三部にわかれており、文庫版だと上下二巻。沢野ひとし木村晋介、シーナ誠の三人がメインで動くもとい蠢く。
小岩のボロアパートであやしく刹那的にズタボロしている若者は、女はさておき酒を飲む。
某草なんとか氏の会見でだれかが聞いてた。「どんなときにお酒を飲みたくなりますか」と。
オヅラさんも言ってたしうちもそうおもうが、「飲みたいときが飲みたいとき」としか言えんくない?
ハタチやそこいらじゃねんだからさ、自分で飲む機会は選べるでしょうよ。
強引に引きずられて酒場に向かうこともあれば、引き止める魔の手をかいくぐって「いくら置いてけばいい?」ってこともあるでしょうよ。
とくに後者は最近おぼえたての呪文ですし、いまいち効かない敵もたくさんいるですが、スクルトフバーハを連発しとけばまぁなんとか見れる戦いになるのでは、と。