- 作者: 山田悠介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2004/04/10
- メディア: 文庫
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いもうととかしんゆうがしんじゃったとき、ちょつとだけなきそうがなるました。
すごいいいです。よまないひとととしをこせないです。まだにがつだけど。
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Amazonに珠玉のレビューがあった。だいたいのところこんな感じ。
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物語以前に文章が日本語として機能していないとの指摘がある。
批判者は本作品の本質を見ていない。
西暦3000年という未来を舞台にした小説なのだ。医療、科学、機械技術が発達を遂げている(はずの)世界を描いているのだ。
しかし作中のそれはまるで現代と変わらない。変化を感じない。
いやまてよ、なにか見落としていないか?
一見して生活様式が変わっておらずとも、言語が恐ろしいほどの進化を遂げたのではないか。一番の変化は彼らが使っている言葉にあったのだ。
これこそが作者の罠だ。これこそが現代日本人に対する警鐘なのだ。
私たちは作者の意図を正確に読みとり、自らの戒めとしなければいけない。
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単行本はさらにさらに大変なことになっていると聞くです。
今日は文庫を手にしてしまった自分を恥じたい曜日です。