あった方がいいもの

「普通の女の子」として存在したくないあなたへ。 (幻冬舎文庫)

「この世で一番の敵は依存である」とな。たしかにオレもそう思う。。
誰かorなにかがないと私はわたしでありえないなんつってる人フザケンナ。そんなん単なるダメダメちゃんだよ。
オレは音楽が好きだ。人が好きだ。
唐揚げも好きだしゴルフも好きだ。
長年のブランクをものともせずにふたたび世界新記録を出したアスリートも好きだし、それに涙する自分やチミが好きだ。
ただ、オレは、それら自分が好きなものがないと生きていけないわけじゃない。残念ながら酸素吸って二酸化炭素吐いてりゃしばらくは死なない（はず）。
なくてもいい。でも、あった方がいいものをたくさん持てるのが幸せなんじゃないかしら。
「キューバ音楽ってスゲーんだぜ！」としか言ってないこの本から、ぼくはそんなことを感じました。
“わかる”ってのは、わからないことがなんなのかを知ることのように。