221kgの海と空

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 米粒がきつく

墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)

墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)

日航機墜落事故は85年のことか……もうそんなに経ってるか。
ひとこと、壮絶、凄惨です。遺体の身元確認担当となった筆者(元警察官)の手記。とんでもないことになってた現場は。
想像する分にはできる。でも現実はそれ以上なんだろうという想像。想像しかできないことが幸せなのかもしれない。
9.11のときも、バリ島のときも、こういった役目を担当した人はいたのだろう。そして被害者数×数倍、涙を流した家族がいたのだろう。
食事中の相方には適さないが、オレは炒飯を喰いながら泣いた。あのとき「福しん」でとなりに座ってた人、驚かせてすまん。たらしすぎたラー油、かけすぎたコショウのせいにしといてくれ。
ニュースにはなかなか出てこないこういった事実があったことを、死ぬまでに知っておいても損はないと思うよ。