- 作者: 大楽光太郎
- 出版社/メーカー: 夏目書房
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 単行本
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もとを正せば幼なじみ。オザキのお兄さんの同級生で地元からの付き合い。それを理解した上で読んだ方がよい具合ですぬ。
この本はオザキがどんだけ偉大なアーティストだったとか、あんときのホールツアーはやばかった、みたいな芸能人本じゃあない。むしろオザキ本人はほとんど出てこない。あまりしゃべらない。
彼にとても近いところにいた人間のうちのひとりから見た、彼の死の前後の描写が続き、自分の立場から考えるところを吐露する。
大楽氏とオザキの奥さん繁美氏、実弟の康氏が中心になるのだが、それぞれの立場から彼についての著書を他に出しているみたいなので、とりあえずいまはオレがどう思ったかは大事じゃないってことにしておこう。
少なくとも他殺だの自殺だのってことじゃなさそうだ。そして、魅力的なアーティストであったことは間違いなさそうだ。
陰であれ、陽であれ。