- 作者: 内田康夫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 1991/02/07
- メディア: 文庫
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登場人物一人ひとりにまったく魅力がない。存在感なし。別に浅見でなくともよい。だから惜しいね。
東北・上越新幹線が東京駅に乗り入れを決めたとき、上野近辺の住人が故郷の喪失感から猛反対をしたってのはフィクションじゃないだろう。その心情は非常にわかる、つもり。
ただねぇ、そこらへんの話を殺人事件に結びつけ、結果犯人がアレでその背景がコレってのはどうよ。お粗末よ。
ファンからの評判もきっとよくないんじゃないかなぁと、特にファンでもないオラはそう思うだ。