- 作者: 小池真理子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1993/12/01
- メディア: 文庫
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どんぐらい怖いかって、ひとりでお風呂に入れなくなったから、ガマンしてそのままお布団で朝を迎えたぐらいこえー。
事務所のエレベーターをくだるとき、あるはずもない地下室に連れて行かれたらどうしようって思っちゃうぐらいこえー。
やっぱりねぇ、お墓やら火葬場やら人が住まない家に囲まれる生活ってのは怖いよ。絶対イヤだ。映画化されても観ないほうに3万ギル。
マンションこえー。エレベーターこえー。地下室こえー。
結局原因不明のまま話は終わるんだけど、そこに違和感を感じる人もいるんだろう。
でもね、こっちとしちゃ逆に想像しまくって大変な騒ぎになるのさ、アタマんなかが。
そしてもう一度読み直してしまうぐらいの面白さがある。この人すげーなあ。こえーなあ。