千仏洞

敦煌 (新潮文庫)

ちっちゃいころに映画『敦煌』を観たことあったなあ、たしか佐藤浩市だったっけなあと思ったら正解。
原作は初めて読みましたがね、壮大も壮大、小説家の方々はよくこういうお話を書けると思うさ。情熱の矛先が「それで食ってるから」だけに向いていないのは間違いない。
敦煌遺跡ってな実在の遺跡。そこから発掘された経典の山が、歴史の解明に大いに役立ったのも事実。。
戦火を免れるためにとった主人公の行動はフィクションだというが、きっとかぎりなく事実に近いんだろうと思わせるね。行動どころか主役3人は想像上の設定だというけんど。
mtkがこないだ敦煌まで行ってきたってんだよな。タイムリーだわ。