221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 le ciel

これは韓国の空

先日mtkの日記を読み、さらにその後メールをやりとりしてとても共感したことがあった。
お題は空。
地下鉄丸の内線の茗荷谷〜後楽園間は地上なのだ。そしてやたらとその部分の空を美しく感じるのだ。
それは茗荷谷で6歳からを過ごしたうちらゆえのことかもしれないし、長いこと穴にもぐっていた末のぽっかり空だからなのかもしれない。
“智恵子は、東京に空がないと言う”(『智恵子抄』/高村光太郎
mtkによれば「智恵子にとっての空は安達太良山福島県)の空。誰もが自分の空を持っているのねー」と。
オレにとっちゃ、地平線まで続く農場でトマト採りながら見た空だったり、さとうきび畑のど真ん中における満天の星空だったり、360度海に囲まれた船の甲板に寝転がって眺めた一面の青空だったり。
“いまオレはたしかにここにいる感”を死ぬまでの間にできるだけ感じておきたいものです。
空っていいよね。うん、いい。