221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 空間が消去

なかなかクルものがある

実は数日前から家を壊しています。
といってもいま住んでいる家ではなく、昔住んでいた家。中1までかな。
そこを更地にして家を4棟おっ立てて、人に買わせてわっしゃっしゃっしゃということらしいです。大人って汚い。
ばあちゃんが亡くなってからは親父の姉妹の土地になっているので、子どもたちの知らないところで秘密の談合が繰り広げられたのでしょう。ああ、大人って。
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いろいろ思い出がある。当然だが。
「昭和→平成」になったときは、たしか2i2が遊びに来ていて小渕さんのアレをいっしょに見た。
小学生んとき友達が泊まりに来て、ドラクエ4の2章の最後にアリーナが城に帰ってきた瞬間BGMがぱったり止まって超怖かった夜中の3時。
母親が急に胃腸の不具合を訴え、親父といっしょに救急車で運ばれていった。その間、兄貴とオレと両端に座らせ、縁側で昔話(リアルな)を聞かせてくれたばあちゃん。
近所のじいちゃんばあちゃんにまぎれて、オレは詩吟を詠ってた記憶。ひざの上がお線香くさかった。いいにおいだった。
そんな家です。
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そういった空間がなくなるということは、またひとつ大人になっちまうのかなあ、と。
いまだ実家にいるようなオレは、大人になるようなタイミングを自ら逃しているのかなあ、と。
やっぱりそうだよな、そうなのかもしれないよな。