221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 欧州事件vol.2

現在のおっさんども

(昨日からの続き)
母195がウィーンで遭難したお話。
遭難っつっても道に迷ったわけでないよ。“難”に“遭った”ってことね。
***
女の子が窓から投げ入れたものは……
“はおったコートの内側で、おなかの前に抱えていたハンドバッグの中に入っていたはずのカメラ”!
ちなみに自分たちが電車に乗り込んでからカメラを投げ入れられるまで、10秒ぐらいの間に起こった出来事だそう。
一瞬なにが起きたのかわからず、ハッと気づいた瞬間ショックに襲われたという。
なんでその子が返してくれたかって、たぶん財布じゃなくてカメラだったからだろうな。
===
本人いわく「その子の顔を見なくてよかった」とのこと。なんでかって夢に出てくるほどの衝撃だったらしいからね。
それ以降、道行く人に必要以上の警戒心を持ってしまい、やはり心ゆくままには楽しめなかったみたい。そりゃトゲトゲするわな〜。
ちなみに父ru1はその子の顔を見ていたが「すごくかわいい子」というコメントを残してくれた。
そして195に対し「ぼーっとしてっからだ」とつれないことをおっしゃられていた様子。
ま、なんにせよ無事でよかった。
===
ぶっちゃけその話を聞いたとき、オレはそんなに驚かなかったのね。
別に海外だから起きたわけでも、195が油断していたわけじゃないだろうし、どこにいたって起きる話だと思うのだ。
今回だから起きたわけでない。いままで起きるかもしれなかった可能性と同じだけど、今回たまたま起きてしまっただけ。誰もなにも悪くない。
山手線の中で頭がおかしいやつに刺し殺されるのと、シドニーでゲイにナンパされるのと、上海で知らないおばちゃんにメシをおごられるのは同じ確率だとオレは信じている。
なにが起きてもおかしくないんだもの。
すべてのことはどんな人にでも平等に起こりうる。だから万事を受け入れますよ。