- 作者: 森瑶子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1986/09
- メディア: 文庫
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どうやら森瑶子という人は母であり妻であり30を過ぎてから作家の道を歩み始めたらしい。
この人が書いた小説を読んでいないものでね、どんな物語をつむぎ出しているのかはわからんが、男と女だ、愛だ不倫だという色が濃いようだ。
そしてその人となりは嫌いではない。なぜって自分の生活のリズムを把握している人のようだから。
理想はコレ、現実はコレ、だからいま自分はこのペースで日々を過ごしている、ということ理解している人のように思えた。
1993年7月6日胃癌のため永眠。
人がいなくなる、もしくは既にいなくなっているということに敏感な今日この頃。