- 作者: 白石公子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1992/02
- メディア: 文庫
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物語、エッセイ問わず、とりあえず女の名前が冠づいた本を手にとり、パラパラっと眺めて脇に抱える。そんなの5冊で210円。ありがとう光芳書店。
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そうそう、そのうちの一冊がこれでした。うん、この人好かん。ちなみに“しらいし・こうこ”と読みます。本名です。
だってよー、自慢しーの噂好きの見栄ばっかり張って思い通りいかないことへの不満をたらたら書きつつもそんな自分が大好きよアタシ、なんだもの。
でもそれだけじゃなんなので、「なるほどね」と思った一文はこんな感じ。
女の子が求めているのは、男の子の気配りや代わりになにかをしてくれる“与えられるやさしさ”じゃなく、自分の話に耳を傾け、言葉や心を包み込む“受け入れてくれるやさしさ”だ、と。
もちろん鵜呑みにはしませんとも。でも的確ではあると思う。
ま、俺は幼稚園を卒園するときには既に気づいてたけどね。