221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 青春の区切り目

死ぬほどカッコいい。震えるね。

先日、7年ほど乗り続けた愛車を手元から放してみました。廃車は廃車なんだけれどもスクラップにしたわけではなく、一時登録抹消ってやつです。
車検も切れ、自動車税も延滞し(こないだ無理矢理払った)、任意保険も勝手に解約されたところを強引に停止扱いにしてもらったが、ここまでしてただ置いておくわけにはいかないだろうと自己判断。
まあつまりはお金ですよ、情けない話。「飲んでばっかいるからだろ、このハゲ!」と言われると何も言い返せん。お金の持つ力と、ふがいない自分を気づかせてくれたひとつのきっかけとして受け止めております。
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ただ泣いているだけじゃしょうがないってことで、手放すことが決まった先週から実行しているんだけれども、まずは外食する機会を減らすことにしました。
週に1回、以上。
ということでかなりぎゅうぎゅうです。すでに決まっている予定もあったけれど、ドタキャンもしましたよ。まあしょうがない、自分のせいだし。
いまヤツはクルマ屋さんの走行会車として年に2回走り回る機会を待っている状態。次の走行会は来月に決まっているから、その次! 春までにはなんとか取り戻します。当然取り戻すだけでなく、その後の維持も考えたうえでね。
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最後にエンジンをかけて、ほんの数メートル動かしただけで泣きそうになりましたよ、オレは。いろんな思い出あるからねえ。
買った次の月に行った草レースの朝イチ1周目1コーナーで壁に刺さったりとか……。いや、あの晩はよく泣いた。
沖縄にも持っていったし、首都高もいち時期は毎週行ってたし、はじめて交換したパーツは“水中花のシフトノブ from ucd”だったよ。
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人が聞いたら所詮クルマだしさ、ただの機械なんだけどぼくにとっちゃ人以上の存在だね。超越。
「そんな大事なものを手放すな」って言われりゃそうかもしらんが、なんか変化のきっかけもほしかったところで無理に理由をつけてみた。申し訳ない。
預けたクルマ屋さんも付き合い長いしいい関係だからオレの心情はわかってくれてるし、まずはしばしの別れってことでよろしくです。 (26/Oct/2005)