- 作者: 川上弘美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/08/10
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (136件) を見る
腹が立つってのは、この作品が芥川賞受賞作なのにオレがそんなこと言ってることに自分自身で腹が立つとかそんな生やさしいもんじゃなく、ただ単純に面白くねえ。意味がわからん。
いままでは面白くないと思う本を読んでも、“きっとこれを面白いと思う人もいるんだろう”って自分を鼓舞するスタンスでいたけど、どうだこれは。
選考会のときに石原慎太郎が「蛇がなんのメタファーなのかさっぱりわからん」と言ってたらしいがはげどーですよ。激しく同意。
ただそんなことを言わせておいて、読んでいて(文字を目で追っていて)苦痛にならなかったのがこの本のすごいところなのか?