- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1991/05/10
- メディア: 文庫
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いやいや、本来の日記のあるべき姿ってのは門外不出、不倶戴天、ふぐ対てんぷらってなもんですよ。
いやいや、間違ってるってことはわかってますから気にしないように。
ホントにただの日記なんすよ。その狙いは、いち時代、コミュニティのシーンを個人の日記という超主観から眺めてみるところにあると。
SF小説創世記だった(らしい)からね。星新一、小松左京などなど、大家の名前がごろごろです。作家じゃないがタモリや小林亜星も。表に出てこない人脈が目に浮かぶ。
『面白半分』の編集者、佐藤嘉尚氏が筒井家を訪れる、というくだりなんか意味もなく、なんとなくニヤリ。
でもその当時の担当編集長が筒井本人だったわけで。ニヤリとする必要もなさそうで。